MT4管理画面の「挿入する」を拡張するツールを配布!

MT4では、テンプレート作成画面の左上に「挿入する」というプルダウンメニューが新設されました。

「挿入する」のプルダウンを開くと、MTのテンプレートタグがズラッと表示され、クリックすれば該当するタグが編集領域内に挿入されます。

MTのタグはなかなか覚えきれないでしょうし、スペルミスもしやすいですから、テンプレートのカスタマイズには非常に便利な機能だと思います。

しかしこの「挿入する」メニュー、ちょっと物足りない気がします。カテゴリー系のタグが一つもありませんし、人によって使用頻度の高いタグは他にもいろいろあるはず。

と思っていたら、シックスアパートのサイトでこの「挿入する」メニューにタグを追加する方法が解説されていました!

Six Apart - 技術情報提供ブログ: 編集しやすくなった Movable Type 4 のテンプレート管理・編集画面

ここに書いてあるとおり、YAMLという記法に従ってconfig.yamlというファイルを作成し、「Template_Snippet」というフォルダ内に入れてフォルダごと「plugins」フォルダにアップロードすれば、「挿入する」に項目を追加することができます。ん~、これは便利!

そこで自分も早速使用頻度の高いタグや記述をファイルとして作成し追加してみました。

ん~、やっぱりこれは便利!(笑)

で、せっかく作成したので、私のconfig.yamlを公開、配布します(^^)/

template_snippet.zip


template_snippet.zipをダウンロードして解凍すると、「Template_Snippet」というフォルダが出てきます。フォルダ内には私が作成したconfig.yamlが入っています。

FTPでサーバーに接続し、この「Template_Snippet」フォルダごと「plugins」フォルダにアップロードすれば設置は完了です。

ちなみに私が追加したのは

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・カテゴリーの再帰的表示
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・MTIgnore
 <mt:Ignore></mt:Ignore>
 ※MTのテンプレート内で、MTIgnoreタグで囲った部分はHTMLに出力されません。
  従ってテンプレート内だけに記述しておきたいコメントを書く時に便利なタグです。

・HTMLタグ(lang="ja"付き)
 <html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" lang="ja" xml:lang="ja">
 ※MTのデフォルトテンプレートのhtmlタグに入ってないlang属性を追加。

・メタのスタイル言語宣言
 <meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
 ※「style=""」の形で、HTMLのタグ内に直接スタイルシートの指定をする場合
  <head>内に必要とされる記述。

・メタのJavaScript宣言
 <meta http-equiv="Content-Script-Type" content="text/javascript" />
 ※JavaScirptを使用する際<head>内に必要とされる記述

・スタイルシートの文字コード宣言
 @charset "<$MTPublishCharset$>";
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です。最初の方はMTのタグですね。なぜかカテゴリー系がデフォルトにはないので全部入れました(笑)

また追加できるのはMTタグに限らないので、最後の四つは自分がよく使うHTMLタグとMETAタグ、スタイルシートの文字コード宣言にしました。

「挿入する」メニューはスタイルシートでも表示できるので、定番の記述を追加してもよかったんですが、やりすぎるとメニューがすんごい長くなりそうなので(笑)、文字コード宣言だけに留めておきました。

人によって「これ要らない」とか「あれが欲しい」とかあるでしょうが(笑)、このファイルを元にさらにカスタマイズしてもらえればOKかと。

ファイル修正の際気をつけて欲しいことは、

・スペースはタブでなく半角スペースを使う
・最後の行の末尾に改行を入れる

です。記述にミスがあるとエラーが出て管理画面が表示できなくなりますが(笑)、落ち着いてファイルに問題がないかどうか確認してください。

最悪の場合は「Template_Snippet」フォルダごとサーバーから削除すれば元に戻りますので(笑)

ぜひご活用下さい!(^^)/

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このページは、Kotaが2007年10月25日 00:32に書いたブログ記事です。

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